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引越とトラブル

引越は、多くの荷物を運搬するため、その課程で思わぬトラブルを生み出すことも。
また、料金を巡ってのトラブルも考えられます。ここでは、引越で考えられるトラブルとその対処方法についてまとめていきます。

 ★トラブルの種類
 ではトラブルは、どのようなことが考えられるでしょう。
  一番多いのは荷物、住居の破損です。
 これは、引越というものの性質上発生する可能性が高いものです。
 ですから、破損を見つけたらすぐに引越会社に連絡をしましょう。平成2年に運輸省の定めた標準引越運送約款には、業者が運送において注意を怠らなかったことを証明しない限り、損害賠償の責任が業者に課せられます。
 誠意ある対応が期待できないならば、bai消費生活センターやその運送業者の所属するトラック協会への相談をしましょう。
  このような事態を防ぐには、事前に壁や床の養生を行う業者であるか。梱包で緩衝材をしっかりとするか。貨物保険に業者が加入しているか。自分で高価な荷物に保険をかけておくかなどの対策をとるといいでしょう。
 
  そして、次に多いのは引越料金の追加請求です。
 訪問見積もりであれば正確な見積もりが可能です。あらたに依頼者が荷物を追加したのでもなければ、もしくは作業時間がやむを得ない事情で延びるのでもなければ支払う必要はありません。
 とはいえ、そのような事態を防ぐには見積もりを書面で残し手置くことが必要です。
 
 他にも積み残しがあった場合は、約款には見積もりに記載された荷物を運ぶことと書かれているはずです。ですから、業者には積み残しがあると運ばなければならない義務があるのです。ですから、業者が別のトラックなどを利用して輸送するなどの対処をすることになります。気をつけなければならないのは、このときに追加費用が発生するかもしれません。事前に積み残しの規定について確認しておきましょう。
 あとは、作業員が少ない、時間に遅れるということも考えられます。しかし、見積もりはそれらの条件を考慮して算出されたものです。ですから、そのようなことが起こった場合、業者への連絡をしましょう。そして、料金を変更された条件を元に適正な価格にしてもらいましょう。

  
 ★約款
  引越業者に義務づけられる「引越運送約款」
  これは契約書に当たるものですが、ここに引越の料金などにかんする取り決めが書かれています。
  多くの場合、運輸省の標準引越運送約款を採用していますが、自社で約款を作成しているところもあります。運輸省の約款はトラブルの防止策として作成されたものです。トラブルを防ぐために次のことには知っておいた方がいいでしょう
  
  ・依頼者に手付け金・見積金等事前に請求しない。ただし下見にかかった実費は除く。
  ・引越の2日前までに依頼者に見積書の変更がないか確認する。
  ・荷物が破損した場合は、依頼者に速やかに知らせる。
  ・2日前までに見積書の変更確認を行ってなければ依頼者にキャンセル料はかからない。
  ・ただし、依頼者の都合によるキャンセルは基本的に発生した費用を依頼者が負担する必要がある
  
  ただし、上記の通り自社の約款を採用している場合、多少業者に有利になるように変更されていることも考えられます。
  ですから、見積もり、契約の際には約款の条項を把握することが大切です。

  社団法人全日本トラック協会
  
   関東運輸局