いざ引越となれば、業者を選定が必要となります。
ですが、その選び方は何を基準とすればよいでしょうか。
費用だけを重視すれば、荷物の運搬に不安がある。
荷物の運搬が丁寧でも、予算をオーバーしてしまう。ここでは、その引越業者の選び方についてまとめていきます。
★依頼者の状況
まずは、依頼者の状況によっても、業者の選び方は違います。
・家族での引越
夫婦、子供有り、高齢者有りなど家族構成によって引越の手間などが変わります。
例えば、子供がいる場合など、ある程度大きな子供なら心配いりませんが、まだ乳飲み子や小学校低学年程度であれば、荷造りをするのも一苦労でしょう。
ですから、荷造りもサービスに入っている業者に頼むことを考慮する必要があります。また、高齢者向けのヘルパー資格保有者が付き添うサービスなどもあります。
費用がその分かかるかもしれませんが、円滑な引越を進めるためにはある程度の出費は認めることも必要です。
・単身での引越
単身赴任や入学、就職などで単身での引越をする場合があります。
単身の場合、荷物が少ないので大手の引越業者ではかえって割高になると言うこともあります。ですから、軽貨物運送業者や中小の引越業者への依頼で費用の節約をすることが出来るかもしれません。
★引越業者の特徴
大手引越業者
メリット
訪問見積もりで正確な見積もりがとれる。
養生や梱包など運搬に関するケアが充実。
エアコンの取り付けやピアノの輸送などオプションサービスが豊富
追加料金をとることがあまりない。
デメリット
サービスがよいために割高。
作業員が下請け業者となることも。
料金交渉は出来ない。
中堅引越業者
メリット
大手に比べて料金が割安。
サービスは大手に近い
料金交渉が可能のところもあり。
デメリット
業者もピンからキリまであるので、サービスの質がよいところもあれば、悪いところもある。
軽貨物運送業者
メリット
料金がとても安い。
軽トラックなので狭い道も通行可能
デメリット
個人経営が多いので業者の質がばらばら。
軽トラックにつめる量しか出来ない。それ以上は追加で車を頼むことになる。
作業員が足りないこともある。
荷物や住居の損壊があっても、保証がない。
高価な荷物がなく、少ない荷物であれば中堅や軽貨物の業者に頼む方がいいでしょう。
多少割高でも質のよいサービスを求めるのであれば、大手に頼むことをおすすめします。
★引越業者の選び方
引越業者を選ぶことは見積もりを依頼するときから始まります。
ネットでの複数見積もりで安いところであれば、それでいいということではありません。料金は選ぶ基準の一つではありますが、それだけを重視すると荷物を雑に扱うなどのサービス面の基準を満たさないことも考えられるからです。
ですから、業者の選ぶチェックポイントとして次のようなものをみていきましょう。
・電話の対応
・メールの文面
・営業態度
・見積書
上の3つは社員教育がきちんとしているかを、見極めるポイントです。徹底した社員教育がなされていれば、引越作業においても質の高いサービスを提供することも期待できます。
そして見積書ですが、会社が健全な事業を行っているかを見極めるポイントとなります。
見積書のチェックポイントは次の通りです。
・事業者名:きちんと所在地、連絡先、担当者名が記載されているかチェックしてください。
・事業形態、許可番号:許可番号か記載されているかチェックしてください。
・引越日時:日付と時間が記載されているかチェックしてください。
・住所:現在の住居と引越先、積み地と降ろし地が記載されているかチェックしてください。
・追加料金:作業員の増員などでかかる追加費用についての記載があるかチェックしてください。
・作業内容:梱包を行うか、運搬のみかなどの記載されているかチェックしてください。
・養生:;壁や床の保護を行うことをしっかりと記載されているかチェックしてください。
・梱包資材:段ボールの品名と個数、見積もりよりも個数が増えた場合などの対処について記載されているかチェックしてください。
・特記事項:特に気をつけて欲しい荷物がある場合は記入してもらってください。
・貨物保険:保険の適用範囲、補償額についての記載があるかチェックしてください。
・オプション:基本の料金に含まれているもの、別途費用がかかるものを判別してください。
特に見積もりに目立たないように別料金の記載がないか、十分注意してください。
そして、上記のことを総合的に判断して、価格、サービスの質が一番自分の経済状況や物件の状況などに適した業者を選ぶことをお薦めします。
★悪徳業者の見分け方
引越業者の中には悪徳といわれる業者もいます。次のような業者には気をつけてください。
・事業者の許可(緑もしくは黒ナンバー)を取らず白ナンバーの車を使う業者
・不自然な割引をうたう業者
・不必要なオプションをつけたがる業者
・見積もりでもサービス品をおいていく業者
・見積もりなど事前の行為に請求する業者
・訪問見積もりを行わない業者
・当日まで引越内容の確認連絡をしない業者
・約款を提示しない業者
これらことをするならば、必要以上の費用を請求する悪徳業者の可能性があります。
契約はしっかりと考えてから健全な業者に頼みましょう。